ちょっとうれしかったこと

アルバイトで3年前から家庭教師をしている子がいる。
その子は家庭教師をはじめたときが小学2年生で、今は小学五年生になっている。
この年頃の子は本当に普段から見ていても見た目中身ともに成長が早いと思う。

3年前にその子にジブリの文房具をセットであげたことがある。当時その子は下敷きを使わず、
ノートにそのまま書いていたので下敷きを使って欲しく思いプレゼントした。

あげた当初は教育的なこともあり、下敷きを使うように促したが結局使うようにはならず、下敷きは机の本棚が定位置となっていた。まぁしかし思い出してみても自分も小学校低学年のうちは下敷きなんて使ってなかったし、そんなもんかと思い自分も下敷きのことを忘れていた。


先日算数の問題をはじめたときに、いつもどおり最初その子は下敷きを敷かず書き始めたのだが、急に「書きにくい。」と他のノートから僕が以前あげた下敷きを取り出し、敷いて書き始めた。

それを見た瞬間に「あっ!」と思いうれしくなってしまった。先週と今週の間にその子の心境にどんな変化があったのかわからないが、その成長がうれしく思ってしまった。といってももしかしたらただの気まぐれで今度行ったら下敷きを使っていないかもしれないが・・・。